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『フレックストラベラー制度』体験記 ~協力金1万円ゲット

2016/10/09

ANAまたはJALの国内線を利用するとき、
知っておいた方がいい制度があります。

それは『フレックストラベラー制度』です。

この制度は、飛行機に乗る当日、
航空会社からの協力金と引き換えに、
自分の乗る便を後ろにずらすシステムです。

例えば、
17:00 羽田発 ⇒ 18:50 福岡着
の便に乗るはずだったとします。

これを、同日・同区間の
18:00 羽田発 ⇒ 19:50 福岡着
の便に変更します。

この変更により、
協力金(謝礼)1万円がもらえます。

元の自分の席には、
その便に乗りたかった別の人が座ります。

おおむね、以上のようなイメージです。

先日、私は、初めてこの制度を利用し、
協力金1万円をゲットしました。

元の便を、
1時間後の便にずらしたのです。

時間に余裕があったので、
1万円 > 1時間 と判断したのです。

時間に余裕があるときは、
この制度を利用してみましょう。

移動ができる上にお金ももらるなんて、
ラッキーですよね♪

今回の体験を踏まえながら、
『フレックストラベラー制度』について、
情報をまとめました。

参考にしてみてください。

 

1. 制度の背景

まず、この制度がある理由からおさえましょう。

ANAやJALといった航空会社はもともと、
座席数を上回る予約数を取っています。

つまり、オーバーブッキングをしています。

なぜなら、予約しても、
当日空港に来ない人が一定数いるからです。

こうしたキャンセル分を見越して、
座席数より多くの予約数を受け付けています。

ただし、予想していたよりも、
キャンセルが少ない場合があります。

すると飛行機に乗れない人が出てしまいます。

そして、この人たちに対し、
座席を確保する必要があります。

そこで、後発の便にずらしてもいいという
協力者を募るのです。

この協力者に、
航空会社は対価(協力金)を支払います。

協力者によって空席ができますので、
そこに定員オーバーだった人を乗せます。

このように、
オーバーブッキングを解消するためのシステムが、
『フレックストラベラー制度』です。

他にも、緊急で搭乗したい人や、
欠航便のお客の席を確保する場合もあります。

とはいえ、あくまでこの制度の主な理由は、
オーバーブッキングの解消です。

フレックストラベラー制度と同じシステムは、
国内だけでなく海外にもあります。

航空業界で広く認められている制度です。

国内のLCCでは、全席指定がふつうなので、
この制度はあまりありません。

ちなみに、オーバーブッキングによって、
飛行機に乗れないという事態を避けるには、
早めにチェックインするのがいいですよ。

オンラインチェックイン、Webチェックインは、
空港に行く前にチェックインできて便利です。

 

2. 制度の概要

次に、制度の概要を説明します。

便の変更に協力した人には、
以下の、協力金またはマイルが支払われます。

ANAとJALともに同額です。

・変更後の便が当日の場合
10000円、または、7500マイル

・変更後の便が翌日以降の場合
20000円、または、15000マイル
※宿泊費と、空港-宿泊施設間の交通費も付きます

協力者の募集は、
混雑している便で多く行われます。

よって、満席のときはチャンスです。

募集があるときは、場内アナウンスがかかります。

また、搭乗予定のゲート前に、
条件等が書かれたボードが掲示されます。

協力者の受付も、たいてい、
搭乗予定のゲート前で行われます。

協力を申し出る場合は、そのゲートにいる
グランドスタッフ(空港職員)に伝えましょう。

基本的に先着順なので、
迅速に動くことをおすすめします。

 

3. メリットとデメリット

制度を利用するメリットとデメリットを、
以下にまとめました。

<メリット>
・お金、または、マイル
・搭乗の手助けができたうれしさ、満足感

<デメリット>
・待ち時間の増加
・席が選べない
・肉体的負担
・心理的負担

メリットは分かりやすいと思います。
お金かマイルがもらえます。
また、心理的な満足感もあるかもしれません。

デメリットについては、
まず、待ち時間の増加が挙げられます。
時間に余裕がないと協力できません。

次に、変更後の便は座席が選べません。
ですので、窓際を希望したいなど、
席順にこだわるときはよく考えた方がいいです。

そして、肉体的な負担があります。
変更前と変更後の便で搭乗ゲートが違うときは、
ロビーを移動する必要があります。

最後に、心理的負担があります。
協力者として選ばれるかどうかの不安。
変更後のチケットがなかなか発券されない不安。

私の場合、こういった不安がありました。

混雑時はグランドスタッフ(空港職員)も
少しばたついているので、不安がさらに増幅します。

心理的負担については、
個人差や経験の差も大きいと思います。

私は、協力者になったのが初めてだったので、
余計に不安だったのかもしれません。

詳しくは、次の体験記を参考にしてください。
具体的なイメージがつかめると思います。

 

4. 体験記(便の変更手続き)

私は、ひとり旅の帰り、九州から東京への便で、
『フレックストラベラー制度』を利用しました。

座席は、元の便も、変更後もエコノミーです。

日曜日の午後の便だったので、
東京方面に帰る人が多かったと思います。

満席の便でした。
同じ経路の他の便も、満席の便がありました。

フライトの30分から40分ほど前になると、
次のようなアナウンスがかかりました。

「○○○便は、座席の不足が予想されます。
別の便に変更できる方を募集しています。
可能な方は△△番ゲート前にお越しください。

ご協力いただける方には、協力金10000円、
または、7500マイルを支払います。」

たいたいこのような文言です。

アナウンスが流れたとき、
私はおみやげコーナーにいました。

しかし、「1万円もらえる!?」と思い、
急ぎ足で搭乗ゲート前に向かいました。

ゲート前にはボードがありました。

そこには、
・募集人数
・変更後の便
・支払われる協力金、マイルの額
が掲示されていました。

私のときは、それぞれ
・10名
・1本後の便(およそ1時間後)
・1万円、または、7500マイル
という内容でした。

ゲート前では、すでに10人ほど並んでいて、
グランドスタッフが変更の受付をしていました。

このとき確認されたのは、
・名前
・変更人数
・預け入れ荷物の有無
でした。

(チケットと座席番号も、
確認されたかもしれません。)

募集メンバーを選ぶ基準は、
基本的に受付は先着順のようですが、
他の条件も加味しているようでした。

あくまで私の印象ですが、
(1)先着順
(2)変更人数
(3)預け入れ荷物の有無
という優先順位で選考された気がします。

先着順については、
とにかくできる限り早い方がいいです。

私のときは、変更受付は、
搭乗予定の便のゲート前で行われました。

10分ほどで締切となりました。

ですから、ゲート付近で待機し、
募集がかかったらすぐに対応しましょう。

変更人数については、
複数よりも1人の方がおそらく有利です。

2人以上を希望する人には、
変更できるのは1人だけになる可能性があるため、
そうなっても問題ないかを確認していました。

実際に、1人が元の便、
もう1人が次の便に乗った2人組がいました。

ですので、便の変更を強く望むのであれば、
1人でも可能と伝えた方がいいでしょう。

協力希望者が2人以上の場合、
全員がまとめて変更できていたのは、
私のときは、3人グループが1組でした。

預け入れ荷物については、確認しただけか、
選考基準に入っているのかは分かりません。

ですが、航空会社の手間を考えると、
ない方が有利なのかもしれません。

以上のような確認が行われ、
募集メンバーの選抜がされます。

その間は、ゲート付近で待機します。

選ばれた人の名前は、場内アナウンスではなく、
グランドスタッフがその場で呼びます。

ですから、必ずゲート付近で待ちましょう。

待っている間、
「自分は選ばれるのだろうか・・・」
と不安な気持ちになりました。

すでに、元の便は搭乗時間になっていて、
他の乗客がゲートをくぐり抜けて行きます。

「変更を希望しなければ、選考結果を気にせず、
機内でゆったりと待機していたな・・・」

このように、若干後悔の気持ちも生まれました。

座席の調整に時間がかかっているようでした。
元の便のフライト時間は過ぎていました。

「ああ、こういう座席調整で、
フライト時間が遅れることがあるのか・・・」
と感じていました。

待つことおよそ20分から30分ほどでしょうか。

グランドスタッフ(空港職員)が、
便の変更がされた人の名前を呼び始めました。

私の名前も呼ばれました。
このとき、とても安心しましたね。

名前が呼ばれなかった人は、
元の便に乗り込んでいきました。

また、オーバーブッキングされていた人も、
10人ほどが、飛行機に乗っていきました。

 

5. 体験記(変更後の便に乗るまで)

便の変更は決定したわけですが、
まだちょっとバタバタしました。

まず、協力金の1万円が手渡しされました。
(にやけそうになるのを抑えました・笑)

同時に、変更後の便の搭乗ゲートにて、
新しい航空券は渡されると伝えられました。

その便の搭乗ゲートは、
元の便とは違う場所でした。

なので、そこまで移動します。
歩いて3分ほどかかりました。

到着すると、そのゲートでも、
便を変更する協力者を募っていました。

オーバーブッキングされている人や、
私のように便を遅らせた人の席を
確保する必要があったのでしょう。

協力金1万円、または、7500マイルで、
条件は同じでした。

しばらくすると、移動後のゲートで、
搭乗時間がきました。

続々と飛行機に乗り込む人たち・・・。
ついに、ほぼすべての人が搭乗しました。

しかし、私のチケットに関する呼び出しは、
まだ聞こえてきません。

「本当にこの便に乗れるのだろうか・・・」

不安になってきた私は、
近くのグランドスタッフに事情を説明しました。

するとすぐに確認をとってくれて、
搭乗はここで間違いないが、チケットの発券は、
もうひとつ隣のゲートで行うと告げられました。

そのゲートへ移動すると、
最初のゲートのグランドスタッフが
急いでやってきました。

そして、ようやく無事にチケットがもらえました。

混雑している日は、
グランドスタッフも多少ばたばたしてしまいます。

でも、とても一生懸命に対応してくれていたので、
不安が少し和らいでいました。

その後、隣のゲートに急いで引き返し、
変更後の便に乗ることができました。

座席はエコノミーでありながら、
少し脚が伸ばせる席でラッキーでした。

ただし、窓際の席ではありませんでした。
変更前の便では窓際の席でした。

窓際って、景色がよく見えて好きなので、
その点だけは少し惜しかったと感じました。

席につくと、ようやくホッとしました。
あとは、ゆったり座り、到着を待つだけです。

「1万円をもらえたのはよかった。
でも、けっこうばたばたして、
ちょっと疲れたな・・・」

そんなことを考えながら眠りにつき、
数時間後に、飛行機は東京に着きました。

めでたし、めでたし。

 

6. まとめ

振り返ってみると、
貴重な体験ができたと感じています。

この体験を踏まえ、次はもっと余裕をもって、
『フレックストラベラー制度』を利用できそうです。

今回学んだ点を、以下にまとめてみたいと思います。

・満席のときは、制度を利用するチャンス
・搭乗ゲートの付近で待機し、迅速に動く
・変更人数は1人が有利(たぶん)
・変更後の席順は選ぶことができない
・変更後の航空券はすぐには渡されないことがある
・搭乗ゲートの移動があり、長距離だとたいへん
・不安なことは、グランドスタッフに確認する
・混雑時にはグランドスタッフも少しばたつく

おおむね、このような感じです。

さて、次回も1万円をゲットするために、
協力者として申し出るかというと少し迷いますね。

時間はもちろん、心理的にも余裕があるときは、
利用するかもしれません。

あとは、元の便が窓際の席ではないとき、
利用する可能性は高くなるでしょう。

そうでないときは、元々の便に乗り、
ゆっくりと外の景色を楽しみたいと思います。

今回の体験記が、旅の参考になれば幸いです。
ありがとうございました。

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